2023年 春の統一地方選挙についての想い

この度、藤原ひろのぶ、堀越けいにんが共同代表を務めていました“CHILD連(チルドレン)“で推薦を出させていただいた候補者の選挙結果が全て出揃いましたので、簡単ではありますが、若干のまとめと今度についての想いを書きたいと思います。

そもそも、CHILD連は、子ども、子育てに想いを持って活動してくれる候補者予定者と一緒に行動してくれる市民を1人でも多く作り、政治を他人任せにしないことを大事に活動をしてきました。

なぜ、子ども、子育てにスポットをあてているかと言うと、明らかに置き去りにされてしまっている実情があるからです。

日本の子どもの貧困率は、ひとり親世帯で約50%。ふたり親世帯約10%。累計で280万人の子どもが貧困状態にあります。当然これは子どもが貧困なのではなく、親の貧困が子どもの人生に影響を与えています。
 
また教育の自己負担額も主要先進国の中でもっとも高く、親の年収と子どもの学力が比例関係になっている日本において、貧困から抜け出せない子どもたちがいる現実を産んでいます。
 
不登校児童は24万人を超え、苦しい思いをしている子どもたちや親が増え、学校教員の負担は増え続けています。
 
働けば社会保障を打ち切られ、働かなければ周囲から冷たい視線が注がれる。経済的な理由でモラハラやDVに耐え続け「この子が大人になるまでは」なんて事を当たり前と思って耐えている方が大勢います。
 
これらの事を「仕方のないこと」「自分とは関係ないこと」と容認しても誰一人幸せにならない。
 
子どもは社会全体の財なんです。
子どもそのものが未来なんです。
 
子どもを大切に出来ない国に未来は無い。
そしてそれは、口先だけではなく本気で求めて動かなければ、手にする事は出来ません。
 
『どんな境遇であれ、子どもが安心して育てる社会』を作る事を決意した候補者を応援したい。
 
この想いに賛同してくれる方を私たちは応援してきました。

結果として、

  推薦候補者数 28名
  当選者18名 となりました。

まず、立候補を決意してくれた全ての皆さんに心から敬意と感謝を。
そして、候補者と一緒に歩んでくださったみなさんに心から敬意と感謝をお伝えしたいと思います。

本当にありがとうございました。

しかし、これはスタートに過ぎません。

当選か、落選かという結果にかかわらず、一人一人が選挙が行われていない時こそ本当に政治が動く時、
社会の仕組み、地域の仕組みを作る仕事が行われているタイミングなんだと認識して、一人一人が社会の中でどう動けるか、が大事です。

想いを持ってくれた方々が議席を獲得していくことは本当に重要なことで、ものすごく意義のあることです。

でも、社会を作っているのはこの国に生きている私たち一人一人の“声“です。

こちらが無関心でいたら、むこうも無関心になります。

これからも私たちは社会の中で一人一人が活躍できるプレイヤーになれるよう動いていきます。

全ての子どもたちが幸せを感じながら生きられる国を目指して。

今後は、議員になられた方々との政策交換会や、
地域の事情を交換するコミュニティーとしての場、
市民の政治参加の方法や、再び挑戦される方々の情報共有の場、
などを展開していければと思っています。

民主主義に観覧席はありません。

みんなでこれからも楽しく歩いて行きましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。

がんばりますがんばろうね。


          NPO法人 NGO GOODEARTH     Politics and Life

                  代表 藤原ひろのぶ           代表 堀越けいにん

CHILD連Project 具体的政策立案の際の8つの信条


1、産んだお前の自己責任だ"ではなく 新しい命にありがとうと誰もが口にできる社会に

 

2、離婚したあなたの身勝手ではなく どんな状況でも安心して育っていける社会に

 

3、親ガチャと生まれた境遇に優劣をつけるのではなく どんな家庭であっても目標に没頭できる社会に

 

4、食費や光熱費の支払いに頭を抱えるのではなく この国で産まれた権利として生活ができる社会に

 

5、追い込まれて暴力を振るってしまうのではなく 誰かと支え合うことで落ち着きを取り戻せる社会に

 

6、周囲のサポートに負い目を感じるのではなく 関わり合うことで優しさが循環する社会に

 

7、貧困や暴力に肩を震わせるのではなく 希望と愛情で健やかに育っていける社会に

 

8、家族という枠組みに縛られるのではなく 社会全体で子どもを育てる社会に

CHILD連推薦候補予定者

CHILD連プロジェクトでは私たちの想いに賛同する候補予定者の方を推薦という形で紹介しています。
選挙区の方はもちろん、お近くにお住いの方、たとえ近くなくても、気になった方、応援してみたい候補予定者の方いたら、是非、今までよりも一歩進んだアクションをしてみてください。

SNSをのぞいてみる、共感した投稿をシェアしてみる、直接話を聞きに行ってみる、ボランティアに参加してみる。どんな一歩でも、変化を起こす一歩になります。

 

推薦候補予定者が決まり次第、こちらでご紹介いたします。

問い合わせ先

CHILD連プロジェクトの活動や推薦に関する問い合わせは下記メールアドレスよりお問い合わせください。
CHILD連プロジェクト事務局
jimukyoku.childrenproject@gmail.com

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https://www.instagram.com/children_project2023/